金メダリストLu Xiaojunがスクワットジャークを選んだ理由

技術

Lu Xiaojunはオリンピックで3回、世界選手権で5回金メダルを獲得している中国のウェイトリフターです。

しかも2022年9月現在、38歳にして未だに現役。

そしてつい最近、2024年フランスオリンピックに向けて練習を再開した、まさに生きる伝説です。

そんなLuの代名詞とも言えるのが、スクワットジャーク。

スプリットジャークが主流の中、なぜLuはスクワットジャークを選んだのか。

【深圳舉協】Shenzhen Weightliftingが、その理由をLu Xiaojunにインタビューで質問しています。

動画にて、Luは以下のように答えています。かなりラフな日本語訳をご了承ください。

体つきは、人それぞれ異なります。

以前、私はスプリットジャークを練習していました。私のスプリットジャークは、前足は十分に前に踏み出せず、後足は後ろに引きすぎていました。

セオリーから言えば、体の重心は前足と後足の中間にくるべきですが、前方に偏っていました。

つまり私のスプリットジャークはとてもチグハグだったので、スクワットジャークに変えたんです。

私の脚(スクワット)と腰(プル)は、スクワットジャークに適した強さがあり、コーチの助けもあって、スクワットジャークに完全に切り替えました。

最初からスクワットジャークを選んだのではない、というのが印象的です。

「体つきは、人それぞれ異なります」とLuが言っているように、手段に固執せず、自分にあったやりかたを探すのが大事ですね。

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